[PR] by VersaUP
Versantのスピーキングや発音のコツは?どのようにすればいいのか?
実はVersantスピーキングテストでは、発音もスコアに影響します。
その発音のコツを知っている事で、スピーキングだけでなく、リスニング力も上げる事ができます。
そのため、ここでは発音のコツについてや、テストを受ける際のマイクについてなど、Versantテストでの発音に関する情報をまとめました。
Versantスピーキングスコアは発音も影響する
Vetsant公式サイトに掲載されている、スピーキングテスト受講後のスコアレポートによると、総合点だけでなく「発音」自体のスコアも掲載されています。
その他、発音に関連する項目としては、「流暢さ」もあります。
そのため、Versantスピーキングテストでは、発音のコツを理解している事で、「発音」や「流暢さ」のスコアが上がる可能性が高まります。
出典:Versant
Versantスピーキングで発音するためのマイクと設置方法
Versantスピーキングテストとプレイスメントテスト(英語4技能テスト)は、マイクを使って受験する必要があります。
そのため、マイクが悪かったり、設置が悪いとうまく発音を拾えない可能性があります。
Versantテストには、スマホアプリ、ウェブブラウザー、ソフトウェアの3つの受験方法があります。
その受験方法別にマイクはどのようなものがいいのか、Versant側が公式的に推奨しているものがあります。
スマホアプリ受験のマイクと設置方法
スマホアプリで受験する場合、イヤホンとスマホ内蔵のマイクを使う事が推奨されています。
Versant公式サイトによると、マイク付きのイヤホンは使わないよう注意書きもされています。
また、テストを受ける際は、スマホを机の上に置いてスピーキングするように推奨されています。
出典:Versant
ウェブブラウザーとソフトウェア受験のマイク
ウェブブラウザーとソフトウェアでVersantを受験する際のマイクは、マイクが口元にくる形のヘッドセットが推奨されています。
ヘッドセットとは、ヘッドフォンにマイクが付いた形式のもので、コールセンターなどで使われています。
ヘッドセットによっては、マイクが頬のあたりについているものがありますが、そちらは推奨されていません。
きちんと口元にマイクがあるヘッドセットを選んでみてください。
Versant向けのヘッドセットやイヤホンについては、別の記事にまとめていますので、コチラからご覧ください。
Versantスピーキングで使える難しい発音のコツ
Versantスピーキングテストでは、様々な国のなまりでリスニングする場合があります。
しかし、Versantはアメリカ大使館が導入していたり、日本の義務教育でもアメリカ英語を学びます。
まずは、アメリカ英語の発音をしっかり理解するのが近道と言えるでしょう。
そこで、この項目ではよく出る各アルファベットや英単語の発音のコツについて解説していきます。
英語発音の音声変化について
アメリカ英語の発音には「音声変化」といって、「want to~」が「wanna(ワナ)」と縮小されたり、toを「トゥー」ではなく、ネイティブの会話では「タ」「ダ」「ア」などと短く発音する事があります。
Versantでも、こういった発音のコツを理解しておく必要があります。
この音声変化について丁寧に説明してくれているのが、フジテレビ系列の「笑っていいとも」や、日本テレビ系列の「世界一受けたい授業」に出演されていたサマー先生です。
当ページでは、サマー先生の説明に沿って、音声変化と発音のコツについて解説していきます。
上のサマー先生の公式YouTubeでは、音声変化がなぜ起こるのか解説しており、理由としては、以下のような点を上げています。
- イントネーションと強調
- 話すスピード
- 言葉と文字の組み合わせ
LとRの発音と難しい単語のパターン
まずは定番の「L」と「R」の発音についてです。
これらを含んだ単語が聞き取れるか、発音できるかが、Versantテストにも影響してしまいますので、しっかりとトレーニングしてみてください。
こちらについては、様々な場所や教材などでよく学ぶと思いますが、さらにちょっとしたコツがあります。
Lの発音
- 「L」は舌を噛むように、上の歯に押し付けて発音
- 発音する前に「ン」を付けてみる
Rの発音
- 「R」は口の奥で舌を巻き、舌を上あごにつけない
- 発音する前に小さい「ゥ」を付けてみる
紛らわしい単語として以下のようなものがあります。
- Right:Light
- Read:Lead
- Wrong:Long
- Rice:Lice
- Pray:Play
- Grass:Glass
- Fry:Fly
- River:Liver
難しい単語のパターン
難しい単語のパターンとして、LとRが両方入っている英単語が発音が少し難しいです。
例えば以下のようなものがあります。
- Girl
- Girl Friend
- Gallery
- Dollar
舌を巻き、「R」の発音、舌を上の歯にしっかり付けて「L」の発音も忘れずにしてください。
また、逆のパターンもしっかりと発音する必要があります。
ar、ir、erの発音はしっかりと口を開けずに、口を閉めて舌を巻いて発音します。
詳しくは以下の動画で発音を聞いてみてください。
空気を出す・出さないTHの発音
次に日本語にない発音の「TH」です。
こちらは、空気を出すTHとほとんど空気を出さないTHの発音があります。
空気を出すTHの発音
空気を出すTHは、舌を上と下の歯で噛んで、息を出します。
- Three
- Thank you
- Think
- Theater
- Theory
- Therapy
- Thirty
- Earth
- Month
- Teeth
空気をほどんと出さないTHの発音
空気を出すTHとほとんど一緒ですが、よりD(ディー)に近い発音になります。
- The
- This
- That
- These
- Those
- There
- Their
- Mother
4つのTOの発音
前置詞「TO」には音声変化がいくつかあり、リスニングをする際に非常にややこしいです。
日本語ではカタカナで「トゥー」と発音されるケースが多いと思いますが、会話中は「タ」「ダ」「ア」と発音される事があります。
特に「タ」と発音される事が多く、人によっても若干発音が変わります。
音声変化するTOの例文
- It seems to be right to me.
- Go up to the third floor.
- It’s right next to you.
- I live close to the station.
- I’m too sick to ride the bus to work today.
※前置詞ではないToo(とても、非常に~)は音声変化しない
※数を表すTwo(2つ)も音声変化しない
3つの音声変化があるTOの例文
- To tell you the truth, there’s no one to talk to.
こちらは3つとも発音が違い、初めは「タ」次に「ダ」最後は「トゥー」になります。
絶対にスピーキングでマネした方が良いわけではありませんが、リスニングする際の参考にしてみてください。
TOの発音が「ダ」になる場合の例文
こちらはTOの発音が「ダ」になる場合の例文です。
- Say hi to Jane for me.
- I’m sorry to hear that.
- I don’t know how to do it.
- 「母音+TO」の場合は「ダ」
- 「子音 R,Y,H,W,L,V,D」がTの周りにある場合も「ダ」
TOの発音が「ナ」になる場合の例文
こちらのTOの例文は、「ナ」だけでなく、人によっては「ダ」と発音する事もある例文です。
- I like to listen to music.
- He’s trying to find it.
- Are you going to the concert?
- He’s trying to fix it.
※「N・ING+TO」の場合、「ナ」もしくは「ダ」になる
WalkとWorkの発音は逆
こちらは紛らわしいWalkとWorkの発音です。
カタカナ英語では、基本的にWalkを「ウォーク」、Workを「ワーク」と発音すると思います。
これらはイギリス英語の発音から来ており、アメリカ英語だとほぼ逆のような発音になります。
英語の種類 | イギリス英語 | アメリカ英語 |
---|---|---|
Walk | ウォーク | ワーク |
Work | ワーク | ウerク(Rの発音が必要) |
YouとYourは会話中で発音が違う?
You(ユー)とYour(ユア)は、会話中は音声変化してしまい、理解していないとリスニングする時に苦労します。
また、スピーキングする時にもよりネイティブに近いナチュラルな発音になりますので、覚えておくとおトクです。
Youの音声変化
You=YUH(口をあまりひらかない短い「ヤ」)
他の単語に挟まれた場合、音声変化しやすい傾向があります。
- Do you like japanese food?
- I hope you can eat sushi.
- Have you ever tried raw squid?
- What did you think?
※didの後にyouが来る場合は、did you=Di-JUH(「ディッジャ」のような発音)になります。
文章の一番最後に「You」が来る場合は、そのまま「ユー」という発音になる傾向があります。
例えば…
- How are you?
- How are you doing?
youをヤと発音しても良いですが、よりカジュアルになります。
Yourの音声変化
Your=YER(Rの発音を含んだ「ヤ」と「ユ」の間のような音)
- Do you like your coffee with milk and sugar?
- I got your messeage.
- How’s your project going?
- I don’t know your phone number.
He・Him・Her・Themの発音は短い
代名詞のHe・Him・Her・Themも、会話中は音声変化して発音が短くなる傾向があります。
He・Him・Herの音声変化
これらが音声変化すると、Hの発音をしない形になります。
He=ee(イー)
Him=im(イム)
Her=er(Rの発音を含んだアー)
- I think he‘s busy.
- What’s he doing?
- When did he go home?
上の項目にあるYouの時のように、単語に挟まれた時に音声変化する傾向があります。
ただし、文章の頭にくるHeは音声変化しません。
Themの音声変化
Themの音声変化もThが抜ける形で、聞き取りにくい発音になります。
Them=em(エム)
- Pokemon gotta catch’em all.
- Have you seen my socks? I can’t fine them.
- Sally and Jhon? I met them yesterday.
- The tickets? Yeah I them.
Versantスピーキングの発音まとめ
- 発音のコツを理解する事で、リスニング力とスピーキング力をUPできる!
- Versantテスト用のマイクと設置方法をチェック!
- 紛らわしい・短くなる・複数の発音がある単語に注意!
今回、ご紹介した発音に関する情報は、フジTV系列「笑っていいとも」日テレ系列「世界一受けたい授業」などに出演経験のあるサマー先生の動画から情報をまとめました。
よりサマー先生から学びたい方は以下の公式リンクからアクセスしてください。